我々はクリーニングや染み抜きを生業としております…だから

どうも。自社や自店の利益ばかり考えるからこういうことがおきるんだよな~~~ってことを思う米井です。

先日、お客様が染み抜きのご依頼に来られまして、インクの染みを除光液を使ってしみぬきをご自宅でされたようなんですねYOUTUBEの動画で紹介されてたのでやってみたら余計にシミになったうえ、そこまで取れなかったようでした。

元の生地の色も少し剥げてしまっていました。なんとかしたい!というお気持ちで動画を見て一生懸命、時間を使ってされたことやと思います。そのお気持ちはとても分かります。

でもまず私がお伝えしたのは、「除光液を衣類には絶対使わないでください」ということでした。

除光液について、前のブログでも書いてますので、ご覧頂きたく思います。

除光液は爪以外のモノに使用してはいけません!

この時はレザーでの事例について書いてましたね。レザーには余計にダメです!!!

 

まず、ネットなどで紹介されている染み抜き方法などは成功することもあるかも知れませんが、失敗例などはあまり表に出てこないです。だって失敗しているから(^-^;。

そしてその内容は、まずは見る人を引き付けるためにリスクを最初から大きく説明することは無く、あとで説明が小さく書かかれてたり、下の方に書かれていたりします。シミが付いてしまった人は、藁にもすがる思いでしょうから、とにかく見た通りやっていかれると思います。すると実はこの素材は使ってはダメだった、とかこの色はしてはダメだった…など後でわかるのです。

 

なので、簡単に信じてはダメです。

 

そういったものは、自社や自店を売り込むために書かれてあるものが多いです。または広告収入を稼ぎたい人とかかな。

ネットに書かれてある「衣類のケア方法」「レザーのケア方法」などの中で、「専用のモノ以外を使う場合」つまり「本来の別の用途のものをケアや染み抜きなどで使う場合」は様々なリスクが高いという事だけは思っておいた方が良いです。

だから、

当店では、

家庭で出来る染み抜き方法!とか

上手にできるしみぬき方法!とか

ブログ等で書くことは絶対ありません。

メディアから依頼があっても一切受けません(依頼あるんか?w)。

 

一度、なんか良く分からんキューレーションサイトの記事依頼があって同様の内容を書いたら返事がありませんでした(笑)。まず返事がないのは失礼やろ!と思うのですが…(騙されたかw)。

 

衣類のことを考えたらね、クリーニングが一番なんですわ。

 

もちろんアドバイスとかは個人的にしてますよ

応急処置とかね。

とにかく、触らないでクリーニングに依頼することが一番です。

触ってひどくなると余計に染み抜き代が高くなる上、綺麗に仕上がる確率を低くします。

 

でもクリーニングにはお金がかかりますので、家計の問題もあると思います。

だから

「ご家庭でするもの」「プロに依頼するもの」

って分けて考えてもええかも知れませんね。

 

染み抜きもとても奥が深く、

繊維もとても奥が深く、

そして汚れの種類や特性も

とても奥が深いのです。

 

我々はそんなクリーニングや染み抜きを生業としております。だからもっともっと腕も磨いていかなければなりません。常に向上心を持って取り組んでいきたいと思います。







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米井敏進(YONEI TOSHIYUKI)

米井敏進(YONEI TOSHIYUKI)

株式会社キレイニ・ヨネイクリーニング・レザー&リペアAPRON代表&職人。1976年生まれ。 クリーニング師(国家資格)・TES(繊維製品品質管理士)・CA(クリーニングアドバイザー)の資格を持つ。しみぬき流派「不入流」師範。レザークリーニングやカラーリング(色修復)の技術を持つ。 クリーニングの枠に拘らないスタイルで、ファッションケアを様々な技法で表現。異業種団体「CONNECT」に所属し姫路で2度ファションイベントの企画運営に加わる。 趣味はランニング(篠山ABCマラソン2度の完走・村岡ダブルフル44kmの部完走)・フットサル(10年で引退)。HP作成も自ら行うなどクリエーター気。 お客様のため、毎日『キレイ』を探求し続ける2児の父親である。 【クリーニングアドバイス受付】 月・水・木・土 ※時間によって不在の場合あり。お問い合わせ下さい。