ファスナーの種類と修理について

どうも。ここ数日でめっちゃ寒くなってきた姫路市で、こつこつとクリーニングのお仕事をしている職人・米井です(笑)。

今回のブログは、クリーニングの事でなく「ファスナー」について書きたいと思います。知っているようで結構知らないファスナーの世界。ちょうどファスナーメーカーYKKとミシンメーカーJUKIがコラボしてミシンを共同開発するニュースが話題となっていますので、ファスナーについてまとめることでちょっと私自身勉強したいと思います^^;。

 

◆ファスナーついて

 

衣類やバッグについている「ファスナー」。「ジッパー」や「チャック」と呼ばれたりしますね。元々、一般名詞であるのは「ファスナー」「ジッパー」はアメリカのメーカーがその閉める時の音が「Zip」と聞こえた事から「ジッパー(ziper)」と命名したようです。「チャック」という呼び名は1921年に日本の尾道で「巾着(きんちゃく)」から文字って「チャック印」と命名し販売したところ話題となり、それが定着したようです。

 

つまり日本ではチャックという名前が身近なのかもしれませんね。これらの呼び名は何か違うのかと思ってましたが、結局一緒やったんですね^^;。

 

◆ファスナーの構造

ファスナーのパーツは大きく分けて3つ。

スライダー・エレメント(務歯)・テープ

 

・スライダーとは、「真ん中にある引手を持ってスライドさせるやつ」の事(やつって…w)。

・エレメントとは「そのスライダーが通るレールの役目をしているところ」。歯のような感じんとこですね。

・テープとは、エレメントの横についてあるその名の通りテープ状のところですね。

 

つまりファスナーの修理でも、スライダーの修理であったり、エレメントの修理であったり、テープの修理であったり色々なところの修理がある訳です。ちなみにエレメントのギザギザ部分の金具の事を「ムシ」と呼びます。

 

 

◆ファスナーの種類

 

ファスナーの種類は大きく分けて3つ

・金属ファスナー ・樹脂ファスナー ・ビスロンファスナー

それぞれどういう違いがあるのでしょう?

 

①金属ファスナー

先ほど説明したエレメントつまりレール部分と、スライダー部分が金属で出来ているものです。

金属のファスナーは色々な衣類、カバン等でも良く見かけますね。種類もほんとに沢山あります。ま、ファスナー自体種類がめちゃめちゃあるんですが…^^;。

 

②樹脂ファスナー

レール部分つまりエレメントがコイル状の樹脂で出来ているファスナーが「樹脂ファスナー」。素材にポリエステルやナイロンなどの樹脂。さまざまな種類があります。

???コイル状ってなんだろ?

コイル(英語: coil)とは、針金などひも状のものを、螺旋状や渦巻状に巻いたもののことで、以下のようなものにその性質が利用され、それらを指して呼ばれることもある。
ウィキペディアより

なるほど!金属ファスナーと違ってレール部分がらせん状にクルクルしてますね。これも良く見かけます。「エフロンファスナー」という手芸屋さんでよくあるファスナーもこの種類で薄いファスナーを差します。

 

  コンシールファスナー

樹脂ファスナーの中で「コンシールファスナー」というものもあります。

これもクリーニング屋であればめっちゃ見ます!そう、ワンピースやスカートなどに使われている目立たない造りのファスナーですね。

もともと「コンシール」とは「隠す」「ぼかす」と意味もあるので、エレメント部分が見えないようなファスナーの事をコンシールファスナーと呼ばれたんでしょう(憶測)。

 

③ビスロンファスナー

こちらも樹脂で作られていますが、樹脂ファスナーと違ってレール部分(エレメント)がコイル状ではなくて、歯になっているものですね。金属と比べると軽いです(当たり前か)。これも色々なものに使われています。前にかなりデカいビスロンファスナーのパーカーを見てびっくりしたことがありました^^;。

 

◆ファスナー修理は何が出来るの?

以上書きましたように、ファスナーは様々なモノに様々な用途で使われています。使用頻度や様々な原因で壊れる場合もあるでしょう。そんな場合は、ファスナーを修理しましょう!ヨネイクリーニングAPRONでは様々なファスナー修理を行っております。

 

 

◎スライダー交換

スライダー(=引手を持ってスライドさせる金具)が壊れたらスライダーを交換するスライダー交換があります。

◎ファスナー交換

ファスナーのエレメントやテープ部分が破損した場合、ファスナー交換となることが多いです。

 

◎引手交換

引手を付け替えることもあります。特にレザーの引手が破れたり裂けたりすることも多いので、その場合は、同じような造りの引手を作成し、付けることもあります。

 

■どんなものを直せる?

直せるものは無数にあります。衣類であれば、上着、ボトムス、ブルゾン。かばんもハンドバッグやショルダーバッグ、リュックタイプなどもできます。財布のファスナ―修理などもかなりご依頼を頂くことが多いです。ファブリックのものだけでなく、レザー製品のものも多く修理を行っています。

 

■ブランドモノもOK?

基本的にはOKですが、ブランドの正規店でないところで修理をしたモノはブランド品としての価値を失います。ただ、売ったりせず個人で楽しみ、修理も私どものような正規でないところに依頼されるのであれば、特に価値を失ったからといって何かある訳ではありません(正規店での修理、は無理になります)。

 

 

大切なものを長く愛用するために、修理やクリーニングは必要となります。

なので、どうぞ気軽にご相談くださいね。

 









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米井敏進(YONEI TOSHIYUKI)

米井敏進(YONEI TOSHIYUKI)

株式会社キレイニ・ヨネイクリーニング・レザー&リペアAPRON代表&職人。1976年生まれ。 クリーニング師(国家資格)・TES(繊維製品品質管理士)・CA(クリーニングアドバイザー)の資格を持つ。しみぬき流派「不入流」師範。レザークリーニングやカラーリング(色修復)の技術を持つ。 クリーニングの枠に拘らないスタイルで、ファッションケアを様々な技法で表現。異業種団体「CONNECT」に所属し姫路で2度ファションイベントの企画運営に加わる。 趣味はランニング(篠山ABCマラソン2度の完走・村岡ダブルフル44kmの部完走)・フットサル(10年で引退)。HP作成も自ら行うなどクリエーター気。 お客様のため、毎日『キレイ』を探求し続ける2児の父親である。 【クリーニングアドバイス受付】 月・水・木・土 ※時間によって不在の場合あり。お問い合わせ下さい。
米井敏進(YONEI TOSHIYUKI)

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